育児を通して気づいた、歯磨きの「目的」

子育てをしていると、思いがけないところで「そういうことだったのか」と気づかされる瞬間があります。最近の私にとって、それが「歯磨き」でした。

歯磨きといえば、
・歯に当てる強さ
・磨く頻度
・フロスの大切さ

そういった“スキル”は、これまでにもたくさん聞いてきました。
でも、育児を通して改めて気づいたのは、歯磨きの目的は「歯ブラシを当てること」ではなく、「汚れを取ること」なんだという、とてもシンプルで「当たり前」なことでした。

子どもの歯磨きを考えていて、立ち止まったこと

子どもの歯磨きについて調べたり、人の話を聞いたりすると、いろいろな考え方があります。
歯科医師の本を読んだり、知り合った医師に聞いてみると、こんな考えに出会いました。

「うがいができればいい」
「よだれが多い時期は、そこまで神経質にならなくていい」
「とにかくリラックスさせることが大事」

正直、最初は少し驚きました。
歯磨き=しっかり磨くもの、だと思い込んでいたからです。

でも、よく考えてみると、これらの考え方はすべて「汚れを歯に残さない」ことにつながっているんですよね。歯ブラシだけが唯一の手段じゃない、ということなのかな、と思いました。

大人と子どもでは、前提が違う

もう一つ大きかったのが、「大人と子どもの歯は、そもそも条件が違う」とのではないか?いうことです。これは私の考えだけで、根拠を調べられていないのですが・・・

私はすでに治療している歯が多くて、食べ物が挟まりやすいです(泣)
治療をした部分の隙間から、虫歯になることが多いのは事実です。
だからこそ、歯磨きやフロスをしないと気持ち悪くなる。

でも、子どもの歯はまだ健康で、表面もつるんとしていて、唾液も多い。
同じ感覚で考える必要はないのかもしれないと思いました。

大人の不安や経験を、そのまま子どもに当てはめなくてもいい。
そう思えるようになりました。

無理にやらせることが、本当に正解なのか

歯磨きは大切。
それは間違いないと思います。

でも、無理にやらせて歯磨きそのものが嫌いになってしまうことのほうが、長い目で見たらリスクになるんじゃないか。そんなふうに言われることもありました。

歯磨きの時間が「嫌な時間」「戦いの時間」になるより、
汚れがたまりにくい環境をつくること、リラックスして唾液がよく出る状態を保つこと。
そういう視点も、大事にしたいなと思い始めました。

我が家の現状

私ももっと調べたいと思うのですが、現状うちでは、こんな感じ。

歯磨きの現状
①歯ブラシを渡して自分で磨いてもらう
②そのまま仕上げ磨き出来そうだったら、やらせてもらう
③できなければ、はみがきシートで拭き拭きする
④それもできなければ、お風呂でよーーーーーくうがいをする
⑤少なくとも数日に一回は、あーんして歯の状態を観察させてもらう
⑥歯に挟まるものがあれは、適宜フロスをする
⑦よく笑わせて唾液を出す

その他のルール
・甘いものは極力与えない。チョコやグミなどはNG
 →おやつはおせんべい・おにぎり・くだものなど
・外食時にゼリーやジュースなどは許容するが、家での「だらだら食べ」はさせない
・親と食器の共有・親のものを食べるのはしょうがないが、極力分ける
・食べ終わりにはお茶やお水で口の中をさっぱりさせる

無理やり歯磨きをすることもできるのですが、うちはこの方法を選んでいます。
逆にルールが多いので、親としては大変かもしれません。

虫歯ができないでほしいので、今後も変化していく可能性は、大です。

育児を通して、考え方が研ぎ澄まされていく

歯磨きに限らず、育児をしていると、
「ちゃんとやらなきゃ」
「こうあるべき」
と思っていたことが、少しずつほどけていく感覚があります。

私にとって、「子供を押さえつけて無理やり歯磨きをする」は、その一つでした。

大切なのは、目的を見失わず、手段にとらわれすぎないこと。
子どもを見ていると、そんな当たり前のことを、何度も教えられている気がします。

きっとこれからも、正解は一つじゃないテーマにたくさん悩むんだと思います。
でも、そのたびに立ち止まって考えられるようになったのは、育児のおかげかもしれません。

「何のためにやっているの?」
「ほかの手段はある?」
「楽しくするために工夫できる?」
そんなことを考えながら、今後も楽しむ育児をやっていきたいと思います。

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