― 赤ちゃん連れ初フライトのリアル体験記 ―

はじめに
ぽんちゃんとの初めての飛行機旅。
「泣いちゃったらどうしよう。それなら新幹線のほうがいいのかな?」なんて、出発前から心配ごとがいっぱい。検索魔になって、毎日スマホとにらめっこしていました。
授乳やオムツ替えがスムーズにできるように、道中のベビー室を調べてルートを考えたり、空港で焦らないように荷物のパッキングを何度もやり直したり。
今思えば、あれもこれも全部、ぽんちゃんと楽しく旅ができるように頑張ってたな〜と懐かしく感じます。
そんなドタバタも含めて、今では大切な思い出。
この記事では、4ヶ月のぽんちゃんとのフライトを振り返りながら、私が実際に感じたことや、準備してよかったことをまとめてみました。
これから赤ちゃんと飛行機に乗る方の参考になったら嬉しいです✈️
空港までの道のりと当日のスケジュール

空港には離陸の1時間半前に到着する予定で出発。当時のぽんちゃんは授乳やおむつ替えの頻度が高かった時期だったので、時間にはある程度余裕をもっていたつもりでしたが……思ったよりギリギリに!
このときはJALのアシスタントサポートを利用。赤ちゃん連れということでスタッフの方が対応してくれたのですが、たまたま混み合っていた時間帯だったのか、カウンターで20分ほど待つことに。その待ち時間で少しずつ焦り始めてしまいました。少しバタバタしてしまったので、やっぱり離陸2時間前くらいの到着が安心だなと感じました。
チェックイン後は手荷物検査を済ませて、ベビー室でぽんちゃんのお世話(授乳やおむつ替え)を急ぎ足でこなすことに。赤ちゃん連れは優先搭乗があるので、あらかじめミルクやおもちゃを用意して、ゆとりを持って席に着けたのはありがたかったです。
ちなみに、もう少し早く到着できていたら、大人のご飯の時間も確保できたなあ…!と後から思いました。
持ち物と工夫したこと

家族3人分の荷物構成
- キャリーケース(大):主に大人用の荷物。宿泊先まで手元になくても大丈夫なものを詰めました。
- ボストンバッグ:ぽんちゃん用のグッズ。予備のおむつや翌日以降に使う着替え、ミルクなど。
- マザーズリュック:ぽんちゃん用のグッズ。移動中に使うかもしれない分のおむつ、ミルクセット、着替えなど
- ショルダーバッグ:おむつ替えなど急用セット(これが機内で大活躍!)
準備してよかったグッズ
おむつ替え関連
- おむつ捨て用ポリ袋
- ペットシーツ(急いでいるときにも便利)
授乳・ミルク関連
- 授乳ケープ
- スティックタイプの粉ミルク
- 液体ミルク(常温でOKなタイプ)
- 哺乳瓶(120mlを2本用意しました)
- お湯・湯冷まし(水筒や保温ボトルで)
JALであれば、お湯やおむつは機内でもらうこともできました。
おむつはパンツタイプのMとLが用意してありました。
機内でのぽんちゃんの様子と私の関わり
耳抜き対策、うまくいったり失敗したり
離陸・着陸時の耳抜きには授乳やミルクが良いと聞いていたので、行きの便ではタイミングを見てミルクをスタンバイ。うまく飲んでくれて、泣かずに過ごせました。
でも、帰りの便では想定外の出来事が。飛行機が動き出してから離陸までの待機時間が伸びてしまい、ミルクを早めに飲み切ってしまったんです。
離陸のタイミングで耳が痛くなったのか、ぽんちゃんは「えーーん」と大泣き。私とお父ちゃんで慌てて追加のミルクを用意したり、授乳してみたり…。
結局その後スーッと寝てくれたのですが、タイミングって本当に難しい!と痛感しました。
すぐに耳が痛くなるわけではないので、飲み始めるタイミングは離陸してからでもよさそうです。
ぴょこぴょこ屈伸と、憧れのCAさん?
ぽんちゃんはこの時期、キック遊びが大好き。脇を支えてもらって、ぴょこぴょこ屈伸運動のように飛び跳ねるのが大好きでした。
私やお父ちゃんが脇を支えると、楽しそうに何度も遊んで、機内でもその元気さを発揮!
でも、ちょうどCAさんが近くを通った時には、ピタッと動きを止めて釘付けに。そんな姿を見て、お父ちゃんと「もしかして憧れのお姉さんになったかな?」とほっこり笑い合ったのを覚えています。
着陸直前!ゆるゆるうんち事件
忘れられないのが「ゆるゆるうんち事件」
着陸態勢に入る直前、「あと3分でシートベルトをお締めください」というタイミングで、ぽんちゃんの表情がフリーズ…。いい音といい匂いが…。ゆるめのうんちが漏れそうになっている…!
急いでCAさんに声をかけてトイレへダッシュ!
おむつ替えはなんとか間に合ったものの、服まで汚れてしまったので着替えは席に戻ってからすることに。着陸が近づく機内で焦る中、ヒヤヒヤした瞬間でした。でも、事前に着替えを手元に準備しておいたことが功を奏して、なんとか乗り切ることができました。
伝えることで、安心してほしくて
飛行機に乗るのも、大きな音の中で過ごすのも、ぽんちゃんにとってはすべてが初めての体験。だからこそ、「これは何だろう?」「これから何が起こるんだろう?」と、不安に思って当然。
私が意識していたのは、なるべく状況を言葉で伝えることでした。
「今から飛行機に乗るよ。飛行機ブーンだよ。」
「これから大きな音がするけど、お母ちゃんがぎゅっとしてるから大丈夫だよ。」
「飛行機が動き出すと、お耳が痛くなることがあるよ。ミルクを飲むと良くなるから、一緒に飲もうね。」
理解できていたかどうかはわからないけれど、私の声や表情が、ぽんちゃんにとって少しでも安心につながったらいいな…と思って、たくさん話しかけていました。
この月齢だからこそのよさ

4ヶ月のぽんちゃんは、まだ一人で寝返りができない、ねんね期。自分で自由に動けない分、抱っこで遊んだり、安心して過ごしてくれてとても助かりました。
泣いてしまっても、まだ声が小さくて控えめだったこともあり、機内では想像していたほど周囲を気にせずに済んだなと、今振り返ると思います。
また、この頃はまだ授乳やミルクが中心だったので、耳抜き対策と気分転換を兼ねて、離着陸のタイミングに合わせて授乳することで、比較的スムーズに過ごすことができました。
離乳食が始まる前の時期だからこそ、荷物が少なめで済んだのも、実は大きなポイント。持ち運ぶおやつや食料もなく、ミルク・哺乳瓶・おむつセットがあればOK。
この時は相当大変に感じましたが、1歳を過ぎた今になって振り返ると、「あの時期にもっとお出かけできたな」と思います(笑)
さいごに
初めての飛行機旅行、思ったよりスムーズに進んで、ぽんちゃんと一緒に空の旅ができたことがすごく嬉しかったです。
授乳やおむつ替え、周りへの気配りも大事だし、いろんな準備が必要だけど、どれも家族みんなで乗り越えられたからこそ、良い思い出になったなと感じています。
次は9ヶ月編の記事も書く予定です。もう少し違った工夫が必要だった部分もお伝えできればと思っています。
これからも、ぽんちゃんとの旅、楽しんでいきます!
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